マイ機材その21 Custom Audio Japan(CAJ) MultipleLineSelector MLS-2

シンプルだけどいろいろな用途に使えるラインセレクターを紹介します!
今まで紹介してきたエフェクターの中ではボリュームペダルと同じくらい地味ですが(笑)かなり使えるエフェクターです。これもボリュームペダルと同様に使う人、使わない人がきれいに分かれると思います。
CAJ MLS-2はABセレクター、LOOPセレクター、2in 1outセレクター、A/A+Bセレクター、ノーマリーオープン・ラッチスイッチ、ノーマリークローズ・ラッチスイッチとして使えるラインセレクターになります。
仕様に関してはこんな感じです。
- 多機能パッシブタイプのマルチ・ラインセレクター
- ダイキャスト製ボディ
- トゥルーバイパス
- SIZE: 70(w ジャック含む) x 115(d ジャック含む) x 50(h スイッチ含む) mm
- 9Vdcアダプター駆動(MLS-2の電源はLED点灯用なので電源がなくてもLEDが光らないだけで使用可能です)
今回はそれぞれの使い方をざっくり説明します。
【ABセレクター】
ABセレクターとして使う場合はこのようにアンプ2台の切り替えとして使うことが多いです。このように接続することでフットスイッチで2台のアンプを切り替えることができるわけです。 なのでクリーン用にJC-120、歪みようにMarshall JCM900みたいな使い方ができます。
ちなみにアンプ1台のみの場合は繋げていない方に切り替えると音がしなくなるため、ミュートスイッチとして使うこともできます。
【A/A+Bセレクター】
A/A+Bセレクターとして使用すると、このように2台のアンプを同時に出力することが可能です。2台同時に出力することによって音圧を上げることも可能ですが、毛色の違うアンプを同時出力したり、クリーンのアンプと歪んでいるアンプを同時出力することによって、音作りの幅を広げることも可能です。
【ループセレクター】
この使い方の人が一番多いかもしれないですね。
上の図のように他のコンパクトエフェクターをループ内に繋いで、MLS-2のフットスイッチでループ内を通すか通さないかを切り替えることができます。
複数のエフェクターを一度にONしたい場合や、バイパス時に音痩せするようなエフェクターをループ内に入れておくことで音痩せ対策として使うことが多いと思います。自分もこの使い方を主にしています。
【2in 1outセレクター】
この使い方はギターの切り替えですね。ライブとかで2本のギターを切り替える際に使えると思います。
正直シールドを付け替えればいいんじゃないかとか自分は思うので、この使い方はしないですね。
【ノーマリーオープン・ラッチスイッチ、ノーマリークローズ・ラッチスイッチ】
このモードはあまり詳しくないですね。。。どうやらアンプのチャンネル切り替えとかに使用できるみたいです。
基本的にはフットスイッチがスタジオとかにも置いてあると思うので、この使い方もそんなにしないんじゃないでしょうか。
このように色々な使い方ができる多機能セレクターなのですが、アンプの切り替え、同時出力、エフェクトループの構築あたりが使用目的として多いように感じます。
![]() 【ラインセレクター】CAJ MLS-2 |
ライブ時のエフェクターの切り替えに困っている方や、アンプを2台コントロールしたいと考えている方は導入を検討してみてください!
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