マイ機材その77 Y.O.S.ギター工房 / Smoggy Overdrive

買ってからこれまただいぶ経ってしまいましたが、手に入れるのに3ヶ月以上かかった珍しいペダルを紹介します!
Y.O.S.ギター工房さんのSmoggy Overdriveというオーバードライブペダルです。
まずこの筐体の美しさに目を惹かれますよね!A5056アルミニウムという金属でできているそうです。
A5056アルミニウムは加工するのが相当難しく、エフェクター業界ではまず使用しないそうなのですが、それをあえて使用し高い強度はもちろんのこと、高いノイズ耐性を兼ね備えているそうです。
ちなみにこの筐体はY.O.S.ギター工房が製作しているのではなく畑精密工業株式会社というところが製作してます。ネットでも話題でギターやベース用のノブなども製作しているみたいですね。
写真でも加工力のすごさが伝わると思いますが、実物はもっとすごいです…!!
Smoggy Overdriveの仕様はあまり書かれていなかったので、簡単に記載しておきます。
- 9V電池、又はセンターマイナス極性の9Vアダプター
- W:63mm / D:116mm / H:49mm
- 330g(電池を除く)
- 筐体にA5056アルミニウムを使用
とにかく重厚感がすごいです。筐体がエフェクターの音にどう影響するのかは正直分かりませんが、なんとなく良い音がしそうです←
あと電池蓋を開けるとこんな感じでした。
ちょろっと見える基盤にY.O.Sの文字が刻印されています!
次にコントロール系です。
左からVOLUME、TONE、DRIVEになります。歪み系のペダルによくある組み合わせなので、特に困ることはないですね。
最後に肝心の音に関してです。
弾いてみた感じはそんなに歪まずハイが煌びやかな印象でした。シングルコイルだと結構ジャキジャキします。
ツマミ類は良く調整されており、どんなセッティングにしても音作りが破綻しないような仕様になっている気がします。あとツマミを全て12時にするとエフェクトオフの時と音量がほぼ変わらないです。
ゲイン幅はシングルコイルだとクランチ、ハムバッカーだとオーバドライブくらいが最大だと思います。どちらにしろそこまで歪まないです。
何に似ているかと言われるとあまり思いつかなかったのですが、系統としてはVEMURAMのJan Rayみたいなイメージかもしれません。
VEMURAM Jan Ray
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Smoggy Overdriveの方がもっとハイが出てガラス質な感じなんですけど、ちょっと似てる気がするんですよね。
Smoggy Overdriveの音源も一応載せておきます。G7 GuitarsのFIRST NOTEというギターで弾きました。アンプはJCM2000です。
Smoggy Overdrive ボリューム以外12時。First noteのリア→センター
Smoggy Overdrive ボリューム以外12時。
First noteのリア→センター
JCM900 pic.twitter.com/8jbNWasxeU— かやのん(やまさん)だよ (@orbit1024) 2016年10月31日
動画の後半がSmoggy OverDriveです。音量以外12時でfirst noteのリアで弾いてます
前半Verre、後半Smoggy Overdrive
つまみは両方とも音量以外12時でfirst noteのリアで弾いてます。 pic.twitter.com/UyTb3xMZ6m— かやのん(やまさん)だよ (@orbit1024) 2016年10月30日
どちらかというと無機質な感じの音なので、ギター本来の音にそこまで味付けをしたくない人に良いかもしれないです。
あとは音に煌びやかさが出るので、アルペジオとかを弾くとこのペダルの良さを実感できますね。音抜けも良いですし。
台数が少なく、店頭ではほとんど見かけることがないので、見かけたら是非弾いてみてほしいペダルです!^ ^
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